今のロシアは「東ドイツと同じ」繰り返される市民への弾圧
2年前にウクライナへの侵攻を始めたプーチン大統領。
ロシア国内では、反発して声を上げた市民への弾圧、拘束が繰り返されています。
こうした光景を自身と重ね合わせるように見ている人がいます。

「シュタージ」に拘束された ハンス・ユルゲン・バートさん
「かつての東ドイツと同じです、恐怖心、恐怖心、恐怖心。東ドイツでは何も言ってはならなかった、今のロシアも同じです」
47年前、バートさんはシュタージに監視される中、「東ドイツの奴隷ではない」というプラカードを掲げ、拘束され勾留施設で4か月半にわたり収容されました。
ハンス・ユルゲン・バートさん
「どんな仕事をし、どこに住み、どこで休暇を過ごすか、自分で決めたかったのです。何もかも国に決められのが嫌だったのです」
ベルリンの壁が崩壊から35年。
当時を生き抜いた市民らは平和や自由、民主主義の大切さを今も訴え続けています。