11月に上陸は過去に一度だけ この時期に “異例の”本州接近予想

気象庁では1951年以降の台風について統計のとりまとめをしていますが、これまで日本への上陸の遅い記録をみると、11月に上陸したのは過去に一度しかありません(沖縄など島は上陸ではなく通過のため含まれず)
仮にこの時期に上陸するようなことがあれば「かなり異例」なことがわかります。
気象庁(JMA)

こちらは気象庁が発表している週間天気予報支援図です。週末以降は本州付近に秋雨前線が停滞や気圧の谷の通過で曇りや雨の日が多くなる予想ですが、月末からと南西諸島の南付近に「L」マークがついています。これが台風21号を示していて次第に北上する予想です。
気象庁は、25日午前発表の週間天気予報の資料解説で
・31⽇から11⽉1⽇は、⾼気圧が沿海州から千島近海へ移動する。前線は本州南岸に停滞し、台風第21号をまわる湿った空気が⻄⽇本中⼼に流れ込む可能性がある。 ・30⽇頃は、台風第21号の動向によっては沖縄・奄美では⼤しけとなるおそれがある。
・29⽇から30⽇に、本州南岸に前線が停滞する予想は各モデルでおおむね揃っているが、31⽇以降は台風第21号の予想のばらつきが⼤きい。
