日本の「ラーメン学校」に外国人が殺到

世界各国に拡大する「ニッポンのラーメン市場」の影響は、日本人向けに作られたラーメンの学校『食の道場』(千葉・八千代市)にも。

2022年頃から外国人の応募が急増し、これまで250人が卒業し海外で開業しているといいます。

プエルトリコで出店するカリオンさんもその一人。ラーメン1杯16ドル(約2400円)~25ドル(約3700円)ですが、想定を超える売り上げになっていると話します。

ラーメン学校卒業生・カリオンさん:
「1日に100杯と思っていたのが5日間営業して1000杯売れた。想定していたビジネスプランの倍。日本のラーメン学校で学んで自国に戻って開業することは、すごくいいビジネスチャンスだと思う」

単純計算でも、月に1400万円を超える売上!
他にも、ミシュランをとった生徒も輩出しているといいます。

受講希望が多いのは「豚骨」ですが、宗教上豚肉が食べられない国では「鶏白湯」が人気で、さらに動物性のものを使わない「ビーガン」希望も多いとのこと。

名店を立ち上げ後進に譲った元店主たちが講師となり、1週間で職人に作り上げます。
授業料は48万円(税別)。それでも入門希望の外国人が殺到しているんです。