特徴は「小さな花粉」喘息のような症状も

このクリニックでは鼻の状態をより詳しく調べられるように、CTの検査機器も導入しています。
羽嶋正明 院長「鼻の粘膜が腫れてますね。アレルギー性鼻炎ですね。悪くなってくると副鼻腔炎とかに移行したりすることもありますので、ひどい状態が続いている方は要注意」
秋の花粉症はくしゃみや鼻水だけでなく、喘息のような症状が出ることがあります。

その原因は花粉の大きさです。スギの花粉と比べるとブタクサは小さいのが分かります。
羽嶋正明 院長「スギの花粉はほとんど鼻の中にとどまることが多いです。一方、ブタクサとかいうのは花粉の大きさが小さいですから、さらに奥の方に入って気管まで行ったりすることがありますね」
春に多いスギの花粉は、鼻毛に絡まってくしゃみや鼻水などのアレルギー反応を引き起こします。

一方、秋に飛散するブタクサなどの花粉は小さいため、鼻毛をすり抜けて気管支まで入り込み、咳などの症状を引き起こします。
熱がないにも関わらず、喉がイガイガし咳が長引くときは秋の花粉症かもしれません。

羽嶋正明院長「ひどくなったら喘息のようにゴホゴホとひどい咳が出たりとかすることもあります。今年は暑かったので、その分、雑草もたくさん生い茂ると、花粉の量も増えてくるとは思いますから、秋の花粉症には注意していただきたいとは思います」