21日夜 北から南の流れに注目

井上キャスター:
では、夜間になぜゲリラ豪雨が多いのでしょうか。ポイントは気温になります。
8月1日から20日の午後9時の東京の気温は、28℃前後で、30℃を超えている日もありました。低くても24℃くらいでしょうか。
平年値と比べると、今年は夜の気温が下がらなかったということです。
気象予報士 國本未華さん:
下がった日は、むしろ夜間に雷雨があって下がったような状況でもあるので、基本的に気温が高い状態が続いています。
さらに、寒気が入ってくると、温度差で不安定になって、すごく背の高い積乱雲ができるということになるんです。

21日夜も可能性があります。バラバラと雨雲が北から南に流れていくようなイメージです。
1回、突発的に降ってやんでも、もう1回北から来たものがかかってくることが繰り返し起きそうです。
北から南に流れていくので、北の空に注目しながら空を見ながら過ごしてほしい思います。活発な雨雲を通ると、雷が鳴って停電なども起こるリスクがあるということです。
降るところではザーッと降り、降らないところも結構あり、局地性が高いです。