参加者
「声掛けして連れて来るにしても、そのルートをちゃんと決めておく、そういうことまで必要かなと思います」
「これをきっかけにして、部落のみんなで話し合って、いざという時にすぐ迷うことなく逃げられるようにできたらいいなと思います」

実行委員会では、今回の模擬研修会を参考に具体的な研修会の中身を詰めていくことにしています。

鳥取県災害福祉支援センター 災害支援専門官 白鳥孝太さん
「どういうタイミングで誰が誰に声をかけて、そして、どこへ逃げたらいいのか。水害の時と地震の時で避難先が変わってくるかもしれませんし、それを事前に確認しておくこと。こういった集落の中で、一緒に年に1回でもいいので、みんなで確認することが一番有効だと思う」

今月25日、佐治町では「佐治復光祭」が開催される予定。
住民たちは改めて災害を振り返り、復興へ向け気持ちを新たにします。

いつどこで起こるか分からない自然災害。
未曾有の災害を経験し前へ進み始めている佐治町の人たちの姿を見て、わたしたちも自分事として考える必要があります。