島根県益田市の国道で、道路を横断していた93歳の男性が、走ってきた軽乗用車にはねられる事故がありました。男性はくも膜下出血などの重傷です。

警察によりますと、9月11日午前7時ごろ、益田市あけぼの西町の国道191号の交差点で、横断歩道を歩いていた市内の男性(93)が、右側から走ってきた乗用車にはねられました。

男性は頭や体を打ち、くも膜下出血、肋骨を折るなどの重傷です。

事故現場の近くを通りかかった男性からの110番通報で警察がかけつけ、軽乗用車を運転していた山口県山口市の会社員の女(69)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

現場は信号機のない交差点で、調べに対し女は「事故を起こしたことは間違いない。横断中の歩行者に直前に気付いたが、間に合わずにはねとばしてしまった」と容疑を認めているということです。

警察が事故の原因、状況などについて調べています。