10月は「乳がん啓発月間」です。それを前にチューリップテレビは8日、乳がんを公表したタレントの梅宮アンナさんをスタジオに迎え、闘病生活から電撃結婚までを番組内で語っていただきました。
発見が難しい「浸潤性小葉がん」と診断…

梅宮さんが乳がんを公表したのは去年8月のこと。診断されたのは乳がんの一種「浸潤性小葉がん」でした。このがんは乳腺の小葉から発生し、乳がん全体の中でも発生確率が5%程度と希少で、発見が難しいのが特徴です。
梅宮さんが見つかった時にはすでにステージ3A。脇のリンパにも転移していました。発見のきっかけは一般的な「しこり」ではなく、胸の大きさの変化だったと言います。
梅宮アンナさん
「通常、乳がんの発見は胸を触った時にしこりができているケースが多いんですけども、私の場合はすごく胸が小さくなっちゃって。右胸と左胸のサイズが明らかに違う状態になって気づきました」

父・梅宮辰夫さんの影響で「心の準備ができていた」がん宣告を受けた時の心境について、梅宮さんは意外にも冷静だったと語ります。
梅宮アンナさん
「父も今から52年前に肺がんと戦っていたこともありましたし、親戚も結構がんがいたので、小学生くらいの時から『がん』という言葉に慣れていて。『いつか私も大人になったらなるんだろうな』という心の準備はあったので、あまりショックは受けなかったんです」

梅宮さんは「どうして自分だけ」とは思わず、「なんか意味があるんだな」と捉えたそうです。