現地調査で見つかった金属片


 西岡さんらは去年の11月と12月に現地に入り、金属探知機を使って調べたところ、深さ10cmの地中などから、8個の金属片を見つけました。

 (西岡孔貴さん)「これが神戸の山中で出土した鉄片の1つです。結構分厚さがある。何かしら爆弾が落ちたところなんだろうという仮説が裏付けられる」

 金属片は鉄でできていて、その形やネジ穴の特徴などから、爆弾の一部の可能性が高いといいます。西岡さんらは、これが模擬原爆のものかどうかを調べるため、検査会社に成分分析を依頼しています。