ぼやかした言葉ではなく“はっきり”と伝える

 (講演する大石真那さん)「これから恋愛とか、セックスについてお話をしていきたいと思います」

 授業が始まってまず出たのは、このドキッとするワード。包括的性教育では、ごまかしたりぼやかしたりせずはっきり伝えることが大切だと言います。

 そして恋愛関係を「12」の段階に分け、イラストを使って講義を進めていきます。

 (講演する大石真那さん)「大切なポイントは3つあって、1つ目は1番(目視する)から12番(セックス)まで必ずしも順番に進むわけではないということ。そして2つ目、付き合っているからと言って、必ず12番(セックス)までしなければいけないこともない。3つ目がとても大切で、自分はここまでしたいと思っていても、相手はそうじゃないかもしれないから、きちんとお互いの気持ちを確認しあうことがとても大切です」

 “愛の12段階”をきっかけに人と付き合うとはどういうことなのかを知ってほしいと考えています。