「涙が出てくる」自宅の解体を見つめる親子の姿
自宅の解体をそばでじっと見つめる親子がいる。

濱谷 聡志さん(57)
「何も変わってない状況が、やっと少し進むのかなって感じですかね」
18歳までこの家で暮らしていたという濱谷さん。現在は横浜で生活しているが、自宅の公費解体を見届けるため、戻ってきたという。
山本 恵里伽キャスター
「実際に自分の生まれ育った家が解体されている様子というのは、どうお感じになりますか?」
濱谷 聡志さん(57)
「元には戻らないんで。とりあえず一旦綺麗になったら、もう一度ここで何かできることがあれば、やりたいですね」
目の前で見ていた父親は。

父・俊輝さん(80)
「自分なりに築き上げたが、一瞬にして無くなって。どうしようもない。今でも喋っとると涙が出てくる」
山本 恵里伽キャスター
「この後どうされるんですか、更地にしてから?」
父・俊輝さん(80)
「プレハブみたいなのを置いてそれから考えてみる」