イランへの攻撃を続けるアメリカのトランプ大統領が作戦について「まもなく終結する」との認識を示しました。原油価格が乱高下する中、私たちの生活にも影響が広がっています。

エネルギー価格の高騰に悩まされる町の人々

創業75年。三重県四日市市にある、地元の人たちの汗を流してきた銭湯「玉の湯」。

いま、エネルギー価格の行方に店主は頭を悩ませています。

「玉の湯」店主 田中茂毅さん
「これはボイラーになります。油を使っています」

銭湯に欠かせない設備ですが、主な燃料は重油。よぎるのは燃料高騰の記憶です。

「玉の湯」店主 田中さん(2025年10月)
「(ウクライナの)戦争が始まったころから高くなって、もうずっと上がったまま。(価格の差は)だいたい1.5倍。本当にこたえます」

ロシアによるウクライナ侵攻で燃料代は高騰。そしていま、イラン情勢の緊迫で再び、価格上昇への不安が広がっています。

「玉の湯」店主 田中さん
「やっぱり戦争があるたびに、重油などの値段は上がります」

情勢次第では、現在500円の大人料金の値上げも検討せざるを得ないといいます。


「値上げは仕方がないよね。(それでも)できることなら来たいです」
「値上げしないと銭湯が維持できないので、適正の価格で、もっと儲かってもらったらと思う」

すでに影響を受けている現場もあります。

都内のガソリンスタンドでは…


「急激に(値段が)上がり過ぎているのが困る」

こちらの店では、9日まで1リットル162円だったレギュラーガソリンを10円値上げし、172円にしました。さらに、13日からは15円の値上げを予定しています。

店長は、常連客に思わずグチをこぼします。

西綾瀬サービスステーション 三枝直樹店長
「ぶっちゃけ言うと、明日の仕入れ値は時価なんですよ。うちは寿司屋ではないです。ガソリンスタンドの仕入れで、値段が時価。いくらになるか分からないものを仕入れる。
トランプ大統領があんな感じだから、世界が振り回されるんですよ。本当に困りますよね」