加藤さん
「この坂は何年前ぐらいからあるんですか?」
坂道スナッパーいちがみトモロヲさん
「おそらく350年ぐらい前にはあったと思います。江戸時代ですね」

「ちょうどそこの信号のところに飴屋があったことから坂道の名前がついたんですけど、そこの飴屋に江戸時代、夜な夜な店を閉じた後「コンコンコン」と飴を買いに来る女性がいたと。それが何日か続いて、さすがに店主もなんだろう何かあったのか?と思って女性の後をつけて行ったんです。そうするとあめや坂を上ったところにある光覚寺(金沢市山の上町)との墓地にスーっと消えたらしんですね」
加藤さん
「消えた!?」
いちがみさん
「はい。でお墓の方から赤ん坊の泣き声が聞こえたように店主が感じて、怖くなって引き返しあくる日住職にそれを伝えたところ、お墓を掘り返してみようという話になり、掘り返したところ、亡くなってる女性の横にまだ元気に生きている赤ん坊がいた。という伝説が残っています」
加藤さん
「お母さんが買った飴をお子さんがなめてたら元気になったということですか」
いちがみ
「そうなんです」

飴買い幽霊の伝説が(※見学は要問い合わせ)

子育てのため、亡くなった母親が幽霊になって夜な夜な飴を買い求めるという言い伝えは、光覚寺の他金沢市だけでも4つの寺に残っています。

そのひとつ、道入寺(金沢市・金石西)には飴買い幽霊の絵があります。

加藤さん
「失礼します。ちょと待って下さい結構怖いんですけど目がキリッとしてますねこれってもしかしてどこから見ても目が合う感じですか?」