ーーー追い込み漁の前日
ー今日の気持ちはどうですか?眠れましたか?
▽赤嶺正次郎さん
「眠れない。睡眠不足になっている。人数が多いって聞いているから」
「先輩たちから、ニーセーター(若者たち)に教えないといかんよと言われたから止めることができなくなっているんですよ」
▽追い込み漁に初めて参加する青年
「先輩たちから代々継いできて、こういうのを絶やさずに守っていければ」
「こういう漁があることを全く知らなかったものですから参加しました」
集まった日は、県内で旧暦の5月4日「ユッカヌヒー」と呼ばれ、漁の安全や豊漁を祝う日の「前日」です。
ユッカヌヒーには各地で「ハーリー(競漕行事)」が行われ、大嶺地区でも、那覇市の指定無形民俗文化財にもなっている「地バーリー(地上で行うハーリー)」がに執り行われます。追い込み漁は、その前日に行うのです。
追い込み漁でとってきた魚で、「地バーリー」にやって来る人たちをもてなすためで、古くからの慣わしだそうです。豊漁を願う行事の前日に漁をするというのも、面白いものです。
瀬長島の舟溜まりを出発してから漁場へと出発。赤嶺さんの誘導で15分ほどで漁場に到着します。
注目の記事
党4役が辞意表明も石破総理は"想定内"? “総裁選の前倒し”迫るも…「やるもやらぬも茨の道」 自民党が向かう先とは【edge23】

「3行超えたら威圧感」「その絵文字は怖い」令和7年のSNS作法 あなたはついていける?「インスタは顔にモザイクがカワイイ(*´ー`*)」え??【原田曜平教授も解説】

「すごく運転がうまくて憧れた」中学時代からの夢、バス運転手へ 19歳デビューは県内初 地域の足支える若き担い手に期待 富山

年金の「強引徴収」で経営危機に陥る運送会社...20人以上の運転手解雇 『社員が横領』犯罪被害で厚生年金の猶予を申請...年金事務所は「猶予する理由がない」原因は職員の"勉強不足"か

妊婦はねられ死亡“胎児も被害者と認めて”父の訴え「声を上げなかったら…このまま終わった」検察が一転 脳障害の女児の被害を立件可能か追加捜査へ【news23】

なぜ“懲役8年”なのか…時速194キロ死亡事故 「その数字が頭の中をぐるぐる」遺族の静かな怒りと控訴審への思い
