新潟署地域課に密着したこの日、JR新潟駅の周りを中心とした1時間ほどのパトロールのなかでは飲酒運転の車はいませんでしたが、警察では「検問」でも目を光らせています。

「すいません、新潟警察署です。今、“飲酒検問”をやっていまして、この機械に息をフッとお願いします」
「― 大丈夫でした。今後とも安全運転でよろしくお願いします」
警察官は、アルコール検知器を使いながら酒を飲んでいないかをチェック。
ほとんどのドライバーがアルコールチェックに協力するなかで、検問をそのまま突破する車もいました。
パトカーも慌てて、追いかけます。

「今の人は、逃走したとかそういうことではなく、工事現場の人と間違えてそのまま行ってしまったと」
「特にお酒の臭いがしたわけではなかったので、免許証確認して『こういうふうに検問しているので、ここはよく見て止まるようにお願いします』という注意をして終わりました」