福島の17歳少年「能登を勇気づけたい」

石川県から帰ってきた太一さん。この日、友人とスケボーをしていました。休憩中、話題はボランティアのことに…

友人
「全然被害残ってたでしょ」

平澤太一さん(17)
「ひどいね。手つかずの場所がいっぱいあるから、それは行ってみないとやっぱわかんない」

友人
「確かに俺も東日本大震災被災者だけど、記憶があんまりないから、震災を現場を見ることも大切かなと思うから、俺も1回行ってみたいなと思う」
「東日本でもね、助けてもらったから。こっちは、福島は、色んな人に。だから石川にも」

太一さんの目標は、この広場で音楽イベントを開催すること。自慢の薄磯を盛り上げようと活動を続けます。

平澤太一さん(17)
「(震災から)13年たったいま、こういうすごく被害があった場所でも、新しい魅力が出来て、そこに魅力を感じる人達もいっぱい出てきて。13年経ったら『こういう町になるんだよ』と、薄磯を通して知ってもらいたい。これからどんどん薄磯を盛り上げて、能登の人達も勇気づけられるような街にしていきたいです」