13日実施されたスウェーデン総選挙は接戦の様相となり、中道左派の野党陣営が序盤のリードを失った。選挙戦は事実上、極右政党の政権入りを阻止できるかが焦点となっている。

国営放送SVTの議会(一院制、定数349)議席予測によると、アンデション前首相率いる4党は175議席で、クリステション首相率いる政権側の174議席を1議席だけ上回った。当初の出口調査では野党陣営がリードしていた。

クリステション氏に閣外協力する極右の民主党は予想外の3位に後退した。民主党は選挙のたびに得票率を伸ばし、2022年の総選挙では国内第2党となった。支持を減らすのは今回が初めてだ。

クリステション首相は、反移民を掲げる民主党を次期政権に引き入れ、オーケソン党首を主要閣僚に起用する可能性も示していた。これが裏目に出たとみられる。

進歩的な価値観を重んじ、難民に寛容な姿勢をとってきたスウェーデンで、リベラル層の多くにとって、極右政党の連立政権入りは受け入れ難かったとみられる。

4年前の総選挙では、SVTとTV4の出口調査はいずれも勝者を正しく予測できなかった。

原題:Sweden’s Election Race Tightens After Center-Left’s Lead Erodes(抜粋)

--取材協力:Charles Daly、Anton Wilen、Christopher Jungstedt、Jonas Ekblom、Rafaela Lindeberg、Philip Tabuas.

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