クウェートは、同国の防空システムがイランの無人機を探知し、撃墜したと発表した。トランプ米大統領はイランに対する新たな攻撃を検討している。

クウェート軍は7月31日、住民に対し、爆発音はイランの無人機を迎撃するため防空システムが作動したことによるものだと説明し、注意を呼びかけた。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこの数時間前、トランプ氏が米軍に対し、早ければ今週末にイランに対する新たな攻撃を実施するよう命じたと報じた。匿名の米当局者の話として、攻撃の狙いはイランに降伏を迫ることだと伝えた。

トランプ氏は31日、イランとの交渉継続に疑問を示し、ヨルダンにある米軍基地への攻撃を受けて強力な報復を行うとの脅しを改めて表明した。

トランプ氏は同日の閣議で「われわれは彼らを非常に激しく攻撃するだろう」とし、「そして、いずれ彼らは『もう耐えられない』と言うようになる」と語った。

これとは別にCBSは、米国が石油精製施設や発電所を含むエネルギーインフラへの攻撃を検討していると報じた。実現すれば軍事作戦の大幅なエスカレーションとなる。人権擁護団体などによれば、民間インフラを意図的に爆撃することは戦争犯罪とみなされる可能性がある。

米国とイランは先週末、外交による戦争終結の可能性を探るため、双方による攻撃を一時停止していた。しかし、小康状態は28日夜に終わった。イランはトランプ氏が奇襲攻撃と呼んだ作戦を実行し、ヨルダンにある米軍基地に向けて複数の弾道ミサイルを発射した。

米国はイランに対する海上封鎖も継続している。イランの原油や石油製品の輸出を阻止することが主な目的だ。

ホワイトハウスのレビット報道官は、差し迫った攻撃に関する報道について直接のコメントは避けたが、「イランは、トランプ大統領が意味のある形と判断する条件で交渉の場に戻るまで、代償を払い続けることになる」と声明で述べた。

トランプ氏はこれまでも大規模な軍事的エスカレーションをたびたび示唆しながら、その後まもなく方針を転換してきた。一方で、この戦争により米軍の弾薬、とりわけ基地への攻撃を防ぐ上で重要な防空迎撃ミサイルは消耗している。

原題:Kuwait Intercepts Iranian Drones as Trump Weighs Fresh Strikes(抜粋)

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