ロシアがウクライナの首都キーウに大規模な攻撃を行い、9人が死亡、30人以上が負傷しました。

キーウのクリチコ市長は1日、SNSで、夜間にロシアによる攻撃を受け、これまでに9人が死亡、子ども4人を含む30人以上が負傷したと明らかにしました。

クリチコ市長は「キーウにとって恐ろしい夜だった。敵は弾道ミサイルで首都を攻撃した。住宅やその他の建物が損壊・破壊され、火災も発生した」としています。

また、ゼレンスキー大統領によると、ロシア側はミサイル35発を発射し、攻撃はキーウのほか、中部ドニプロや北東部ハルキウなどにも及んだということです。

ゼレンスキー氏は攻撃の一部が弾道ミサイルだったとして、アメリカ製防空システム「パトリオット」の供与を改めて求めています。

「パトリオット」をめぐっては、アメリカのトランプ大統領がウクライナへのライセンス生産を認める発言をしたものの、その後、「合意していない」と述べ、慎重な姿勢に転じていました。

一方、リトアニアのナウセーダ大統領は、キーウのリトアニア大使館近くでミサイル1発が爆発し、建物に被害が出たと明らかにしました。けが人はいなかったということです。

ナウセーダ大統領は「ロシアのテロに際限がないことを改めて思い知らされる」として、防空システムの提供など支援強化を訴えています。