(ブルームバーグ):トランプ米大統領は10日、イラン指導部が自身の暗殺を試みるか、あるいはそれを実行した場合、米軍はイランを「完全に壊滅させ、あらゆる地域を破壊する」と警告した。自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に投稿した。
トランプ氏は「イラン政府が、世界各地で公言してきた脅しの通り、現職の米大統領、つまり私!を暗殺するか、暗殺を試みた場合に備え、1000発のミサイルが既にイランに照準を定めて発射態勢にあり、その直後にはさらに数千発が続く」とコメントした。
さらに、「命令は既に下されており、米軍は準備を整え、その意思も能力も備えている」とし、この命令は1年間有効で、延長される可能性があると指摘した。
トランプ氏は8日、トルコの首都アンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議からの帰路、英国の空軍基地で大統領専用機「エアフォースワン」を乗り換えていた経緯がある。
これを振り返ると、トランプ氏はまず、首脳会議出席のため、カタールから寄贈されたボーイング747-8を改修した新しいエアフォースワンでアンカラ入りした。しかしその後、この機体は大統領が同地を去るのに先行して英国のミルデンホール空軍基地に移動した。トランプ氏はアンカラから英国まで、従来のエアフォースワンで移動した。
同空軍基地に到着したトランプ氏は旧型機を降りた後、米軍関係者らと短くあいさつを交わし、駐機場を少し歩いてカタールから供与された新たな機体に乗り換え、首都ワシントンへの帰路についた。
英国を出発後、安全保障上の懸念が乗り換えの理由だったのかとの記者団からの質問に対し、トランプ氏は「いや、いや、なぜそんなことがあるんだ」と答えた。
また、イランによるエアフォースワンへの信頼できる脅威を把握しているかとの質問には、「私は常に脅威にさらされている。私は彼らのナンバーワンの標的だ」と述べた。
トランプ氏はこれまで複数回にわたり暗殺未遂事件に遭っている。2024年大統領選期間中には、「イランによる現実的かつ具体的な暗殺の脅威」について、当時のバイデン政権当局者から説明を受けたと、トランプ氏の選挙陣営は明らかにしている。
また今週には、イスラエルがトランプ氏に対し、イランによる新たな暗殺計画について警告していたと報じられた。
原題:Trump Vows to Decimate Iran If It Carries Out Assassination Plot、Trump: Orders Given to ‘Destroy’ Iran If Assassination Attempted、Trump Stops in UK to Switch Air Force One Planes on Trip Home(抜粋)
(4段落目以降に背景を追加して更新します)
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