イスラエルのネタニヤフ首相は、トランプ米大統領と対面で11日に会談する。米政権とイランの間で進められている交渉を巡り協議するのが目的。イスラエル首相府が7日明らかにした。

首脳会談はワシントンで行われる。これに先立ち、オマーンでは6日、トランプ氏の特使とイラン外相による間接協議が開始された。米政権によると、イラン核計画の制限に焦点を当てたものとなった。

イスラエルは昨年6月、米国の支援を受けてイランの核関連施設を攻撃した。イスラエルは自国の存在を脅かす手段をイランが持つことを阻止するため、さらなる行動を支持している。

トランプ氏は6日夜、大統領専用機内で記者団に対し、核問題のみに絞ったイランとの合意について「受け入れ可能だ」と述べた。

ただイスラエル側は現在の外交交渉を、より抜本的な対抗措置や体制転換さえも狙える好機と捉えている。今回の交渉は、イラン国内の抗議デモに対する厳しい取り締まりを受け、トランプ氏がイラン指導部に揺さぶりをかけたことで始まった。

イスラエル首相府は声明で「いかなる交渉も弾道ミサイルの制限や、抵抗の枢軸への支援停止も取り上げるべきだと首相は考えている」と強調した。抵抗の枢軸とはイスラム組織ハマス、レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラ、イエメンの親イラン武装組織フーシ派、イラクのシーア派武装組織などを指す。

今回のトランプ氏との会談は急きょ設定されたものとみられる。イスラエルのメディアは、ネタニヤフ氏が今月、他の行事で訪米すると予測していた。

トランプ氏は6日夜、1回目の間接協議は「非常に良好」であり、来週早々に次回の会合が開かれる予定だと述べた。

原題:Netanyahu to Meet Trump Next Week as Iran Talks Set to Continue(抜粋)

--取材協力:Hadriana Lowenkron.

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