(ブルームバーグ):米コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニーは、新たに224人をパートナーに昇格させた。前年の約200人から増加したものの、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)直後に比べると少ない。
広報担当者によると、今回昇格したうち女性は世界で66人となり、全体の29%を占めた。ブルームバーグは以前、同社が4月にシニアパートナーに昇格させた56人のうち女性は6人にとどまり、全体の11%だったと報じた。
今回の昇進数は、取引の活況で主要コンサルティング会社への需要が拡大していたパンデミック後の時期と比べて大幅に減少した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が19日、最初に報じたところによれば、同社は2021年に400人余り、2022年には約380人をパートナーに昇格させていた。
取引案件の減少や人工知能(AI)ツールの普及を背景にマッキンゼーの従業員数はここ数年で縮小。2023年末に約4万5000人いた従業員は今年、約4万人に減少した。
原題:McKinsey Promotes 224 to Partner in Larger Class Than Last Year
(抜粋)
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