人気入籍月の変化
1947年からのデータを確認すると、今も昔も人気の月と、昔は人気だったが今はそうでもなくなった月に分かれている。

バブル崩壊(1990年代前半)までは、人気のある月とそうでもない月が綺麗に分かれる差のついた状態で、3月から5月、10月から12月が「入籍人気月」となっていた。つまり、比較的天候に恵まれている春と秋、そして年末に入籍が集中しがちであった。
しかし、バブル崩壊、リーマンショック(2008年)と戦後の日本の好景気が終焉を迎えると、3月と11月以外はドングリの背比べといった具合に入籍月が平準化される傾向となった。
また、8月入籍という猛暑かつお盆期間といった、従来であれば悪条件とされる中での入籍割合が高くなる年まで登場しはじめている。