今回の結論については、以下2つのポイントに注目したい。
ポイント1 支払われるお金が変わる

皇族費とは、皇族が品位を保つため支給されるお金で、服を買うなど自由に使うことができる。皇族がその家の「独立生計を営む(≒当主)」と認定されると、支払われる皇族費が増える。これらは身位や「当主かどうか」などに応じて、法律に基づいて計算式が定められている。
母・信子さま (これまで)1525万円 (今後)3050万円
姉・彬子さま (これまで)640.5万円 (今後)1067.5万円
妹・瑶子さま 変わらず640.5万円
今回は新当主が2人誕生するため、額も増える。以前とくらべると、年1952万円のプラスだ。仮定の話になるが、多くの前例同様「ひとつの家の中で年長者の信子さまが当主になる場合」というシナリオに比べると、今回決まったパターンは、あわせて年427万円が多く支払われることになる。