(ブルームバーグ):中国政府は、台湾が華為技術(ファーウェイ)などの中国企業を輸出規制リストに加え、最先端の人工知能(AI)開発能力を制限したことについて、「技術封鎖」だとして対抗措置を講じる方針を示した。
国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は25日、北京で開いた定例会見で、「両岸の経済・貿易交流の正常な秩序を断固として守るため、強力な措置を取る」と述べた。台湾による中国企業への規制に関する質問に答えたもので、具体的な対抗措置には言及しなかった。
台湾は今月、ファーウェイと中芯国際集成電路製造(SMIC)を輸出規制リストに追加し、台湾企業が両社と取引するには当局の許可が必要になった。
台湾が中国の主要企業を同リストに加えるのは初めてで、中国の技術的な台頭を抑える米国の取り組みに加わった形だ。
新たな規制によって、台湾積体電路製造(TSMC)がエヌビディアなどの企業に供給しているAI半導体の製造に不可欠な工場の建設技術や素材などへのアクセスが少なくとも部分的に妨げられる公算が大きい。
朱報道官は台湾の決定を「卑劣だ」と非難し、米政府に対する頼清徳総統の忠誠ぶりを示すものだと主張。「デカップリング(切り離し)の試みで中国の産業高度化の進展を遅らせることはできない」とし、そのような行動は台湾の企業競争力と経済を損ねるだけだと述べた。
ブルームバーグ・ニュースはトランプ米政権が台湾に対し、中国への半導体規制を巡りさらなる主体的な関与を求めていると報じていた。
原題:China Vows ‘Forceful Measures’ After Taiwan’s Huawei Export Curb(抜粋)
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