英HSBCホールディングスのシンガポール保険子会社の買い手として、ドイツのアリアンツが最有力候補に浮上したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。

非公開の協議であることを理由に匿名で話した関係者によれば、アリアンツが提示した買収額は他の候補企業を上回り、最も可能性の高い買い手候補となった。

関係者によると、アリアンツとHSBCは詳細を詰めている段階にあり、近く発表される可能性もある。HSBCは同事業について最大20億ドル(約3200億円)の評価額を求めていた。

協議は継続中で、最終決定は下されておらず、他の買い手候補も引き続き同資産に関心を示していると、関係者は付け加えた。

アリアンツの担当者はコメントを控えた。

HSBCはシンガポール保険部門の売却先として、アリアンツのほかに住友生命保険、第一ライフグループを最終候補に絞り込んでいた。カナダのサン・ライフ・ファイナンシャルや日本生命保険などもかつて、候補に含まれているとされていた。

HSBCは1月に事業の見直しを開始し、その時点でシンガポールは優先市場だとも述べていた。

原題:Allianz Said to Lead Bidding for HSBC’s Singapore Insurance Unit(抜粋)

(最終段落、HSBCの戦略について追記します)

--取材協力:Elffie Chew、Chanyaporn Chanjaroen、Eyk Henning.

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