経営不振にあえぐ日産は、昨年度の最終損失が最大7500億円と、過去最も大きな赤字になる見込みだと発表しました。
日産自動車は昨年度の業績見通しを修正し、売上高は当初見込みの12兆5000億円から微増の12兆6000億円としました。一方で、最終損失の見通しは800億円の赤字から最大7500億円の赤字へと大きく引き下げました。過去最大の赤字額です。
北米や中国で販売不振に陥いるなか、設備の価値を見直した「減損」や構造改革の費用を計上したと説明しています。
日産は今月、新社長が就任しましたが、再建に向けて厳しい道のりが続きそうです。

ことし4-6月期の実質GDP成長率 年率2.2% 大幅に上方修正も7-9月期はマイナス成長の可能性