(ブルームバーグ):米IBMが発表した四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。注力するソフトウエア部門が力強く成長した。
28日の発表資料によると、10-12月(第4四半期)の売上高は前年同期比12%増の197億ドル(約3兆円)と市場予想平均の192億ドルを上回った。部門別で最大のソフトウエア事業は14%増の90億3000万ドルと、こちらも予想を上回った。
同社はレッドハットやハシコープなどの大型買収を通じ、高成長のソフト分野へ軸足を移してきた。売上高に占めるソフトウエアの比重が高まる中、投資家も同戦略を好感している。
株価は米国時間引け後の時間外取引で約3%上昇。28日終値は294.16ドルで、過去12カ月で30%上昇しており、他の多くのハイテク企業を上回っている。
2026年の売上高見通し(為替変動影響を除く)は5%超の増収と、市場予想の4.1%を上回った。フリーキャッシュフローは約157億ドルを見込み、こちらも市場予想平均を上回った。アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は発表資料で「勢いを持ち、強固な立場で26年を迎える」と強調した。
ソフトウエア部門が好調な一方、コンサルティング事業は停滞が続く。10-12月の売上高は3%増の53億5000万ドルと、市場予想(53億8000万ドル)をわずかに下回った。
インフラ部門の売上高は51億3000万ドルと市場予想を上回った。昨年発売した新型メインフレームコンピューターの好調な販売が寄与した。
同社は昨年11月、数千人規模の人員削減を実施すると発表。ジム・カバノー最高財務責任者(CFO)は削減は重点分野への投資と生産性向上が目的とし、AI導入による代替ではないとの認識を示した。
原題:IBM Posts Revenue That Tops Estimates on Software Gains(抜粋)
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