大杉2世としてしっかり成長してほしい…
挿し穂の長さを調整したり、木に合った土や栄養剤を試すなど試行錯誤を重ねてきました。

その結果、500本の挿し木のうち、11本から発根が確認できたのです。

小さな大杉が、息吹きました。

福野高校 中村拓磨くん「このまま成長して、大杉2世としてしっかり成長していってほしい」

順調にいけば2、3年後には善徳寺へ苗木として届けられるという大杉2世。500年以上続いた命が、新たな時代へ繋がっていきます。

また、大杉2世の培養のほかに切った幹の木材から杉の葉からアロマオイルを作ったり、数珠やコースターといった日用品を作るなどいろんな形で、城端の大杉を残していくということです。
