能登半島地震の被災地、氷見市で進む公費解体。解体される家に住んでいた人たちの思いを繋ごうと活動する人たちがいます。能登半島地震を忘れさせない。その思いが形になりました。

被災家屋の記憶を灯す…繋がるための試み

南砺市にある学校の旧校舎で開かれたワークショップです。

富山大学大学院 黒山真樹さん
「この下の材に直交って分かるかな。直角に紐を通してください」

ワークショップを企画したのは富山大学で建築を学ぶ学生たちです。参加者が手にしているのは、特別な木材です。

富山大学大学院 黒山真樹さん
「今回のワークショップでは能登半島地震で解体されることになったお家から、床板や建具を救出したものを用いて、このようなランタンを作るワークショップになっています」