フィリピンの東と南シナ海にそれぞれ台風26号(フォンウォン)と台風25号(カルマエギ)が存在しています。特に台風26号は今後急速に発達し、「非常に強い」勢力になる見込みです。

気象庁によりますと、台風26号は6日午後6時現在、フィリピンの東の海上にあり、西に時速20キロで進んでいます。中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートル、最大瞬間風速は30メートルとなっています。

7日午後6時には中心気圧が980ヘクトパスカルまで低下し、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は40メートルに強まる見込みです。

8日午後3時には「強い」勢力に発達し、中心気圧は965ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は35メートル、最大瞬間風速は50メートルになると予想されています。

9日午後3時には「非常に強い」勢力となり、中心気圧は935ヘクトパスカルまで急激に低下、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は65メートルに達する見込みです。