100℃で熱しても死滅しない性質が…

そしてキャンプならではの、こんな行動も危険だと注意を呼びかけます。

富山県生活衛生課 藤岡俊太郎主任:「2日目のカレーは外でもうまいんじゃないかってやるかもしれないんですけど、ちょっと危ないと思いますね」

カレーなどの煮込み料理で増殖するウエルシュ菌です。100℃で熱しても死滅しない性質があり、一晩おくと加熱しても食中毒を引き起こします。
富山県では、ことし1月、射水市の民宿でカレーを食べた12人がウエルシュ菌による集団食中毒になりました。

富山県生活衛生課 藤岡俊太郎主任:「バーベキューで残ったものをクーラーボックスに入れて翌朝食べるとかできないと思う。食べきれなかったら容赦なく捨てる」

では、食中毒のリスクを減らすにはどうしたらいいのでしょうか。

富山県生活衛生課 藤岡俊太郎主任:「食品の食中毒の予防3原則がありまして、「つけない」「増やさない」「やっつける」その3つをしっかり」

守っていただくと▽手洗いなどをすることで、食べ物に菌をつけない。▽調理後は、すぐに食べるか、冷蔵庫などで保管して菌を増やさない▽75℃以上で1分間以上加熱してやっつける。

基本的な衛生管理を徹底することが、食中毒を防ぐポイントと言えそうです。