富山市郊外の栗山地区で5日朝、県内2例目となる緊急銃猟が実施され、1頭が駆除されました。現場は交通量の多い国道沿いで、当初は発砲が難しいと思われましたが、市は銃弾が飛ぶ方向や住宅の密集度から安全を確保できると判断し、実施に踏み切りました。

嶋田万佑子記者
「富山市栗山です。現在クマは藪の中にいるとみられ、市の職員や猟友会が捜索に当たっています」

5日午前6時20分ごろ富山市栗山で、クマの警戒パトロールをしていた市の職員と猟友会のメンバーが竹藪のなかに入っていくクマを目撃しました。

富山市によりますと、この地区では4日夕方にクマの目撃情報があり足跡が見つかったことから、けさも警戒に当たっていたということです。