インフルエンザの富山県内の患者数が1週間前の4倍と爆発的に増えています。医師は、夏の猛暑の影響でワクチン接種が遅れているとして、早めの接種を呼びかけています。
八木小児科医院 八木信一医師
「一部の中学校ではかなり(インフルエンザの)人数が増えてきてはいるんですけども、まだそれほど “大流行” という状況には、今のところないです。これから注意が必要です」

富山市奥田の小児科では5日、受付開始から1時間あまりで、発熱を訴えた患者20人のうち5人がインフルエンザと診断されたといいます。
八木小児科医院 八木信一医師
「例年はだいたい、中学校、それから学童(小学校)から流行が始まって、そこから下の学年、保育園・幼稚園にいくんですが、保育園とか幼稚園のお子さんはほかの感染症が風邪がいま多いので、年末年始、年明けに向けて(インフルエンザが)流行する可能性があります」
富山県内48の定点医療機関では、10月27日から今月2日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者の数が376人と前の週の4倍以上に増加。1医療機関あたりの患者数は7.83人(前の週は1.92人)にのぼりました。









