プールで何があったのか…

施設によりますと、拓杜ちゃんは施設が運営するスイミングスクールに1年ほど前から週1回のペースで参加していて、この日は拓杜ちゃんのほかに18人の小中学生が参加していました。

生徒らは午後4時から45分間ほど指導を受けたあと、残り15分間がプール内を自由に泳げる「遊び時間」となっていて、拓杜ちゃんはプールに飛び込んだ際におぼれたとみられています。

プールは縦25メートル、横12.5メートル、深さが1.2メートルほどで、施設によりますと、拓杜ちゃんの身長は1メートル15センチくらいとうことです。

拓杜ちゃんが飛び込もうとした場所には、身長が低い児童のための縦1メートル、横2メートル、高さ60センチの台が設置されていました。

当時、その台にはすでに2人ほどの生徒が乗って台の上で遊んでいて、その台に拓杜ちゃんが乗ろうとプールに飛び込んだ際に台から足を滑らせて沈んでしまったとみられています。