8月末の記録的な大雨は、富山県氷見市に大きな爪痕を残しました。市内の障害者福祉事業所も浸水で甚大な被害を受けました。大切な居場所と日常を少しでも早く取り戻そうとする施設の姿を取材しました。

富山県氷見市幸町にあるNPO法人「bーらいふ」。8月27日未明からの記録的な大雨で浸水しました。

NPO法人bーらいふ 永森栄一理事長
「ちょうどここまで水が来た時は辺り一面湖だったので入れなかったですからね。水が引いてから我々きょうの朝入ったところこういった跡が残ってたので」

大雨の翌日から復旧作業に取り掛かりました。

NPO法人bーらいふ 永森栄一理事長
「氷見市内に住んでる職員がほとんどですから、出て来られる人だけ出て来てもらって、みんなで片づけしているような状況です」

スタッフ
「きょう作業していただいたんですけど、まだ先が見えない状況だと思うので、月曜日からどうするかっていうことは、もう一回確認して、またご連絡したいと思います」

氷見市内で3つの福祉事業所を運営するNPO法人「bーらいふ」。「たまねぎカフェ」は障害者の就労継続支援B型事業所として、弁当の販売やカフェ事業を行っています。

そして、カフェの一角には、4年前、創作活動が好きな利用者のためにアート工房を立ち上げました。自由に表現できる場を作り作品を使ったグッズの販売にも取り組んできました。

アート工房・茜麗さん
「こんな使って、塗って塗って塗って、こんなに塗った」

アート工房・京さん
「なすですね。描くのは大変なんですけど、出来上がったらうれしくて、うれしくて…なんて言えばいいんか」

NPO法人bーらいふ 永森栄一理事長
「見る人が驚いて、それをみんなに評価されるっていうことが、いかに自信につながるかっていうことだと思いますね」