9年前、富山県黒部市で当時高校生だった実の娘に性的暴行を加えたとして、準強姦の罪に問われた父親の裁判。これまで一貫して無罪を主張してきた父親に、富山地裁は21日、求刑通り懲役8年の実刑判決を言い渡しました。

福山里帆さん
「やってきたことがやっとここで終わって、認めていただいたっていうそれが本当に安心してすごくほっとした」

実の父親からの性被害を実名で訴えてきた福山里帆さん(25)です。富山地裁が下した実刑判決を受け、心境を語りました。

判決を受けたのは黒部市の無職・大門広治被告(54)です。

事件は2016年8月ごろ、当時高校生だった娘の里帆さんに対し、抵抗できない状態と知りながら性的暴行を加えたとして、準強姦の罪に問われていました。