円安の影響による輸送コストが・・・
それが、「円安」です。今回取材した古着店でも、海外で買い付けた商品の輸送コストが、数年前のおよそ1.5倍に跳ね上がるなどしていて、多少の値上げは避けられない状況です。値上げが続けば、手の届きづらいものになってしまいます。

そのような中で、先ほどの古着店では、あるものの活用を進めています。
それが、値段やサイズが記された商品タグです。

このタグは、ただの商品タグではありません。商品の識別や管理ができるタグで、得られたデータを基に、在庫管理や売れ筋商品の確認がしやすくなったということです。タグで管理すれば、店内にある大量の古着のうち人気となっている売れ筋の商品が確認できる。言い換えれば、どんな商品が売れ残るか把握することで、コストカットを追求できるということですね。
仙台市中心部に出店が相次いだ古着店ですが、円安など経済的に取り巻く状況が難しい中で、いかに魅力ある商品展開をできるかが、今後の経営のカギとなりそうです。