また、飲食店などよりも出店費用を抑えられるため、開店のハードルが低いことも背景にありました。

テナント専門店旭比野 内海博和企画・管理部長:
「飲食店が改装すると、厨房機器を一式揃えるのに、何千万、何百万円がかかる。また、若い人たちのお店作りで、(コンクリート)むき出しのところもかっこよかったりする」

コロナ禍での行動制限で痛手を受けた企業が多かった中、古着店にはむしろ追い風が吹いていたとはなします。

不動産会社によりますと、古着店はコロナ禍でも、全国的にも増加の傾向にあったということです。古着などが国内に輸入された量の推移を表したグラフです。

2021年頃から増加の傾向にあることが読み取れます。全国的に古着店が増加するとともに、古着の輸入量もコロナ禍に入ってから増え、古着の需要も近年高まっています。