クマの出没が目立った今年も、11月から狩猟期に入りましたが、長野市ではシカやイノシシなどの有害鳥獣の捕獲が行われています。
県内では7億円以上の農林業被害がある一方でハンターの数は減少しています。
捕獲の現場を取材しました。
宮入キャスター:
「おはようございます。きょうはよろしくお願いします」
朝6時半、長野市の猟友会若穂支部の竹内年二三(たけうちとしふみ)さんと越前屋圭司(えちぜんやけいじ)さんのくくりわな猟に同行しました。
山に仕掛けたわなは25か所。
毎朝、10キロのコースを見回ります。
すると、早速…。
竹内さん:
「茶色くなってるところ」
宮入キャスター:
「ここですか?」
竹内さん:
「イノシシがほじくったエサ漁った場所それ」
宮入キャスター:
「ここ?」「このボコボコしてるのが?」
竹内さん:
「そうそう」
宮入キャスター:
「全部そうですか?」「イノシシ?」
竹内さん:
「これがイノシシ」
宮入キャスター:
「えー」

イノシシが2日前に畑を掘り返したとみられる跡が、いたるところにありました。

竹内さん:
「こういうところほじくるとまた大変になっちゃうんだよな」
宮入キャスター:
「大変というのは?」
竹内さん:
「耕作してるこの下がデコボコしちゃって機械も入らなくなっちゃうから」
宮入キャスター:
「農業被害っていうのはこういう部分も含めてってことなんですね」
竹内さん:
「そう」