実験場所として畑を提供している上田市のシャトーメルシャン椀子(まりこ)ワイナリーでも、毎年この時期、ムクドリなどの鳥にブドウを食べられてしまう被害があるといいます。


田村隆幸ワイナリー長:
「悔しいことに収穫しようかなと思うと結構食べ出すんです」
「病気が出るということはあんまりないですけど、量が減っちゃう問題があります」
「今までやってきた(対策)はいくつかあるんですけど、なかなかいい打ち手はない状態です。あれがまさにそうです」


ワイナリーではタカの模型や鳥よけネットなどで対策してきましたが、常に設置することで鳥に慣れが生じてしまうといいます。

マリモ電子工業 尾関竣哉(としや):
「ずっと同じ追い払い方法をしていると鳥が慣れてしまいますので、鳥の慣れに応じて追い払い方を変えていく、人がやると大変なのでそれを全部自動化することに需要がある」

マリモ電子工業が取り組む、ドローンによる鳥の追い払い。

実は人が操縦しているのではなく、すべて自動で飛行しています。