息子はその後、治療をしようと、回復施設に入所したり、病院へ入院したりしましたが、飛び出して一時、行方不明に。

仕事を辞め、盗みの容疑などで逮捕され、実刑判決を受けたということです。

統計上、県内にも4万7000人ほどいるとされる、ギャンブル依存症の患者。

女性は当事者の家族で作る会に参加し、県内のほかのメンバーと相談や啓発活動などを行っています。

14日から全国で始まった啓発週間を機に、女性は、まずは依存症を多くの人に知ってもらい、苦しんでいる家族には相談してほしいと話します。

50代女性:
「あいつお金を返さないんだよということではなくて、病気の症状かもしれないと、世間一般に広まってもらえると早期発見、早期治療につながるかと思う」

女性が所属する家族の会は、多くの人に依存症について知ってもらおうと5月19日に長野市でセミナーを開催する予定です。