佐久市の金型部品製造のワコー・ツールが12月4日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入りました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、ワコー・ツールは1999年に設立された金型部品の製造会社で、各種金型部品の加工を手掛け、2019年7月期には年間の売上高はおよそ3800万円を計上していました。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で受注が落ち込み、2025年7月期の年間売上高はおよそ1900万円にとどまっていました。
諸経費の高騰から収益が悪化する中、設備投資の債務負担も重くのしかかり、資金繰りがひっ迫。先行きの見通しが立たなくなったことから、事業の継続を断念しました。
負債は6000万円を上回るとみられるということです。












