なり手が少ない要因は『認知度の低さ』

公務員獣医師12年目 成富英規さん「人手不足なので、DX、電子を活用してより仕事を簡素化できるように日々努力している」
施設には、およそ100匹の保護犬や保護猫がいます。

獣医師の成富英規さんは一匹でも多く新たな飼い主に繋ぐため、動物の健康管理や地域猫の避妊去勢手術などを担っています。
こうして、様々な分野におよぶ県職員の獣医師ですが、なり手が少ない要因について成富さんは。

成富さん「学生を含めた公務員獣医師の認知度が低いことが問題」
ペットを飼っていたことが獣医師を目指すきっかけという人が多い中、「公務員獣医師」のやりがいを中高生や大学生にも伝える必要があります。
成富さん「公務員として県民の役に立てるよう意識を持って、引き取りや保護された犬や猫を次の新しい飼い主に繋げる」
友利さん「病気を治すところではなくて、人に対して働きかけて、人の意識を変えて、それで救える命があるところが魅力だと」