文豪・小泉八雲と妻・セツの「ひ孫」が熊本県山都町を訪れ、2人の人柄などについて講演しました。
清和文楽の上演風景「のっぺらぼうは 目もなければ口もない」

小泉八雲の怪談から着想を得た「むじな」や「雪おんな」が上演されている清和文楽館を訪れたのは、八雲と妻セツのひ孫で、小泉八雲記念館(島根県松江市)の館長である小泉凡さんです。
凡さんは、八雲の熊本を含む日本での暮らしを、写真や手紙など交えて紹介し、八雲の怪談作りには「妻セツの存在が欠かせなかった」と話しました。

小泉凡さん「人々は分断ではなくてつながりたい。そういう風に、世界で思う人が多いんじゃないかな。そのことが、八雲とセツの作品が注目される一つの大きな要因なのかなと思っています」
文楽館は約200人で満席となり、貴重な話に耳を傾けていました。









