8月8日、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、熊本県内では震度4を観測しました。この地震を受けて、気象庁は『南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」』を発表しました。

いま、私たちにどのような備えが必要なのでしょうか。

熊本県内でも震度6弱の可能性

熊本県内では天草市など10の市町村が、特に備える地域=「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されています。

<震度6弱の想定>
宇城市、阿蘇市、高森町、山都町、多良木町、湯前町、水上村、あさぎり町

<津波の高さ(最大)3m以上の想定>
天草市(最大4m)、苓北町(最大3m)

津波は地震発生から約2時間で到達すると想定されています。

ただ、これはマグニチュード9の巨大地震が発生したときの最悪の想定なので、必ずしも、最大クラスの地震が起きるわけではありません。