熊本県は、3歳の女の子が腸管出血性大腸菌(O157)に感染し、合併症も発症したと発表しました。

感染したのは菊池郡に住む3歳の女の子です。

県によりますと、女の子は11月28日に下痢の症状を訴えて熊本市内の医療機関で受診しましたが、原因は分かりませんでした。

その後も症状が続いたため、別の医療機関で調べたところ、O157の感染と、急性腎不全の一つ、溶血性尿毒症症候群(HUS)の発症が分かりました。

女の子は12月10日現在も入院中で、周りでも複数の人がO157に感染していますが、感染経路は分かっていません。

県は、手洗いの徹底や食品の十分な加熱を呼びかけています。