
広島でのプロジェクトでは、就労体験プログラムとして県内の特別支援学校に通う生徒7人も参加します。デモンストレーションでは、県教育委員会の 平川理恵 教育長が、娘を自宅で介護をしながらパイロットと務める女性の接客を体験しました。
広島県 平川理恵 教育長
「働きたいけど、誰かを介護しないといけないから働けないとか。この方、(札幌からのリモート操作で)広島県庁で受け付けをされているそうなんです。働く機会をこのロボットで可能になるのはすごくすてきな世の中だと思いました」
実証実験に参加する地元企業の反応は…
広島銀行 廣江裕治 常務
「銀行でも家で仕事をするのはありえないと思っていたのが、コロナ禍の中で当たり前にできるような時代になった。当然、障害者の方、家から出れないような方もこういった形で仕事ができるのではないかと思う」
オリィ研究所 吉藤オリィ 所長
「(分身ロボットという)働き方を通じて、働くことができないと思う人も、誰かの役に立てることを実感し、社会の中の一員として実感できるような未来を作りたい」

世界遺産がある広島では、分身ロボットを活用した観光分野での新しい働き方の開拓にもチャレンジしていきたいとしています。
「分身ロボットカフェDAWNver.β in Hirosima」
キャラバンカフェは、来月5日まで開かれます。