取材記者が体験しました。全長およそ120センチ。分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)が、静々と注文したアイスコーヒーを運んできてくれました。

公認OriHimeパイロット まさこ さん
「きょうは大阪から操縦しております」

そして、席でドリンクの注文や分身ロボットカフェについて説明をしてくれたのは、千葉県在住の こや さん(46)です。分身ロボットを操って4年目を迎えました。

公認OriHimeパイロット こや さん
「ぼくは(10年前に)外出困難な状態になってから、人と出会うことが減ったときに非常に人生の先細りと受け止めた。人と出会えないことは、言葉を忘れていくというか。コミュニケーションの取り方を忘れてしまう中で、この分身ロボットカフェをやることで、みなさんと話をするときに非常に会話をする広がりやすそ野が広がって。非常にありがたく、楽しく人生を過ごせる。先細っていたものが、広がっていくところにつながる、そんな体験をしています」

インタビューは30分におよび、最後はロボット談義に花が咲きました。

公認OriHimeパイロット こや さん
「ガンダムですね、ガンダム世代」

― アムロと同じようにパイロットとしてご活躍ですね?
「この白いモビルスーツを駆使して『ぼくが一番うまく操縦できる』と言いながら、やらしていただいております」