4位・巨人とのゲーム差が詰まる中、広島カープは負けられない戦いが続きます。週末の中日との3連戦を振り返ります。
7月7日(金) 九里亜蓮 vs. 小笠原

バンテリンドームでのカード初戦。カープ打線は、1回から中日の先発・小笠原の攻略に乗り出します。まずは先頭打者の1番・菊池涼介 。高めのストレートをしっかりとらえ、ライト方向へ。菊池の3試合ぶりヒットでノーアウト・2塁とします。
その後、秋山翔吾 がフォアボールを選び、1アウト・2塁・1塁となり、7月、すでに7打点を挙げている 西川龍馬 。しかし、ショートゴロに打ち取られ、ダブルプレー。もう一歩のところで先制点を奪えません。

カープの先発は、2021年から中日に7連勝中の 九里亜蓮 。ところが、この日は、立ち上がりから中日打線に捕まります。2アウトから招いた満塁のピンチで前日も4三振と不調に苦しむ6番・細川。初球をセンターにはじき返され、タイムリーヒット。2点を先制されます。
九里は、4回にも中日打線につかまり、追加点を奪われます。5回まで投げて7失点の九里は、6回のマウンドを踏まずに交代。くやしい登板となりました。
その後、なんとか追いつきたいカープでしたが、小笠原の前にわずか3安打と打線が沈黙。完封負けを喫してしまいました。